タミフルを予防投与に使う

インフルエンザで寒気を起こしている女性 タミフルはインフルエンザの治療に用いられる経口薬で、感染したら病院に行って処方してもらうことができます。
元々はインフルエンザの治療のために開発されているので効果があって当然なのですが、タミフルの作用機序はウイルスを退治するのではなく、細胞内に閉じ込めて増殖を抑えるという働きを持っていることから、治療だけでなく感染予防にも使用することができると言われています。
例えば家族の誰かがインフルエンザに感染していた場合、子どもや高齢者だと放っておくわけにもいかないため看病が必要になりますが、看病をするには感染者に近づく必要があるため、感染するリスクが高くなり家庭内でインフルエンザが流行するという事態も起こり得ます。
また、社会的にインフルエンザが流行していた場合は、空気感染もあるので外出するだけでインフルエンザになることもあります。
そうした一定の期間だけタミフルを使用しておくと、予防効果によって感染を防ぐことができます。
ただし、病院で処方されるのはあくまで治療目的だけとなっていて通常では処方されることはなく、予防目的であることから健康保険も適用になりません。
つまり、病院で処方されても自由診療となるため、薬代が全額自己負担となるのです。また、タミフルの服用方法は治療時とは異なり、5日間の服用を10日間に変更して飲んでいくことになります。
タミフルを飲んでいる期間は予防効果が高く、インフルエンザの感染から身を守ることができますが、あくまでも飲んでいる間だけという点に注意しましょう。
また、10日を超えて服用することはできないため、上記のように感染者の看病をする時などに使用するのが一般的です。
インフルエンザの流行している期間で予防をする場合は、ワクチン接種を考慮しておく必要があります。

タミフルを通販するには

タミフルをネット通販で購入しようとする人 タミフルはインフルエンザの治療に使用される飲み薬で、一般的には病院で診察を受けた後にインフルエンザであると判断されてはじめて処方されます。
タミフルはウイルスの増殖を抑えると共に感染を予防する効果がありますが、予防目的では保険が適用にならないため治療目的で処方される時よりも比較的高額になります。
また医薬品は通常なら処方箋が必要なために病院に行くことが必須なのですが、最近ではインターネットの普及によってネット通販で購入することも可能となっています。
国内で購入できるのは一般用医薬品のみですが、海外からの個人輸入は医薬品の種類に関わらず購入することができ、処方箋も不要なため病院で診察を受ける必要もありません。
タミフルの1個あたりの薬価は317.9円となっていて、5日分の処方を受けると薬代として1589円が必要となり、初診料や再診料を含めると3,500~5,000円ほどかかります。
しかし、個人輸入で購入できるタミフルは1箱10個入り、10日間分で6,000~8,000円となるため、2人分またはインフルエンザの治療で2日分を使用するなら価格に違いは出なくなっています。
また、タミフルを使用した感染予防の場合は10日分となるので、1箱の購入で1回は使用できることから非常にお得な方法となっています。
海外から購入するには個人輸入といった方法で行われますが、税関や配送などの面倒な問題もあります。
そこで、個人輸入を代行してくれるサイトを使用すれば面倒な手続きもなく、通常のネットショッピングと同じように購入するだけで自宅にタミフルが届くようになります。
病院に行かなくても自宅にタミフルが届くので、病院までの交通費や手間を省くことができ、通院する暇がない人でも気軽に入手することができます。

タミフルの使用期限について

インフルエンザでせき込む女性 食品と同じように薬についても使用期限が定められていて、タミフルの場合は2度有効期限が変更されています。
まず、タミフルの最初の有効期限は5年と定められていましたが、2008年に5年から7年へと有効期限の延長がなされています。
これについては新型インフルエンザの流行が懸念された事から、その対策として2005年度から国民の23%に当たる量の抗インフルエンザウイルス薬の備蓄を行うようになり、さらに2008年には備蓄目標量が国民の45%にまで拡大されて大量のタミフルを備蓄していましたが、2010年の4月から有効期限が切れる製品が出始め、そうすると有効期限が切れたタミフルを廃棄する必要が出てくるという問題がありました。
廃棄の何が問題であるのかというと、廃棄するのにも費用がかかるので財政上の問題があり、そうした事情を考慮した上で室温で適切に保管されている事を条件として有効期限が引き上げられました。
使用期限が延長される事で一時的に問題を先延ばしした事になりますが、やがて時間が経過して2013年になると再びインフルエンザ対策としての備蓄しているタミフルの使用期限が引き上げられ、今度は7年から10年となって3年延長される事になりました。
2度目の使用期限の延長についても一回目の延長と同様の理由であり、大量に備蓄されているタミフルが再び使用期限を迎えようとしていて廃棄処分の問題があり、再び延長する事で回避した形となります。
使用期限が延長される事となった経緯については安全性の面を考えると疑問な点もありますが、その点については製薬会社の方で試験を行って効能が変わらない事が判明したのを受けた上での延長という事になっています。